2013年11月22日

11/22

木材利用創造センターの試験棟で本年度二回目の
実大試験が行われました。

今回は、耐震建具を二枚設置したときに、耐力は
二倍になるといえるのかどうかの実証試験です。


131122試験図面.jpg
宮本先生による試験計画です。



1.jpg
試験風景

だんだん動きの巾を大きくしていって・・・

2.jpg
1/15rad(高さの1/15分水平に動かす)1回目

垂れ壁の中央付近が破断し始めており、石膏ボードと
周囲の柱、鴨居も外れかけているものの、まだ大きな
破壊はまだ起きてないのですが・・・

3.jpg
鴨居を横から見ると、建具が固定されている部分は
拘束されて、間のフリーな部分が動いて全体にS形
になっているのがよくわかる。

引いた静止状態から再開し、ニュートラルな状態を
過ぎて押し始めて・・・

4.jpg
ばきっ!!!!

「折れたか?」
左は昨年度事務局をつとめてくださった林さんです。
お久しぶりです。

5.jpg
折れてます。柱が。折れてはいけません。家の倒壊を
意味します。

垂れ壁の石膏ボードが脱落したのと、柱が折れたのが
同時。つまり、面内に石膏ボードがあった間は柱に
かかる曲げの力を分担してくれていたわけですね。
その助けが消えた瞬間に、折れました。

「他の部分に比べて極端に壁の少ない続き間周辺の障子
を強い建具に入れ替えることで家全体のバランスを
とる」というのが、昨年度から続けている簡易耐震化
工法開発のテーマのひとつ。

そういう家の壁は土壁である場合がほとんど。一般的
土壁は壁量「1」簡易にその耐力に達するのが間柱付の
石膏ボード壁です。

が、下地にビスで留めただけの石膏ボードと、竹小舞
を組んで下塗り中塗り上塗りを施した土壁とでは粘り
が違うであろう事は容易に想像がつきます。

急激に垂れ壁の耐力が「0」になるとは考えにくい。
でもそれは試験してないので断言は出来ませんが・・。

速報数値的には、2枚入れたら二倍の強度になると
いえる結果でした。


さて次回は



6.jpg
この試験体です。

垂れ壁ナシで、鴨居の建具のないほうの端部と、浮き
上がってしまう敷居の部分を補強してどうなるかの
試験です。

12/20(金)公開試験になる予定です。




posted by mokuken at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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